またひとつの季節が終わり、新しい色へと変わる瞬間。
温かい色に包まれる秋が、大好き。
自然と空を見上げて、ここ数日過ごした時間を思い返す...
ふと、幸せを感じる。
街並みや、人柄、食事、全てが私の肌に似合うもので。
お節介という優しさは、私を素直にさせてくれるもので。
ゲストハウスのベットの隅っこで、光が差し込むこの場所で。
今の感情を忘れたくなくて、
思い出といて私の心に残っていくものなんだけど。
10年来の付き合いになる友人が、韓国へ移住し、嫁ぎ、慶州で暮らす彼女。
何年経っても変わらなくて、何処に居ても大切な人で。
"もぅ、傷付いてほしくない"と言葉をかけてくれたあの日。
心の底が、ふわっと軽くなって、温かくなった。
日本の京都と呼ばれる慶州の街並みは、とても綺麗な街で。
しっかりと、深呼吸をして、空を見上げる。
いつか、自分の目を通して、自分の感性を活かして、
互いの国の表現を言葉で残していきたい。
日本人の私の名前を、此処に残してみたい。
日本に帰るのが、ワクワクする。
旅をする時間が、夢の中で元に居た現実の生活に戻るのを嘆く人が多いけど、
実際に何度も同じ想いをして、逃げ道として、何度も旅に出たのだけれど...
今回は、全く違うもの。
どの時間も私にとっては現実で、糧となり、モチベーションとなる。
和歌山で暮らす時間と、慶州で暮らす時間。
どれも私にとって、大切で無駄にはできないもので。
次は、どんな事が待っているんだろうか。
想像するだけでワクワクする。
慶州の街並みを歩きながら鏡に映る自分がまるでスキップしているかのように。
その姿を見るだけで、笑顔になるように。
秋、やっぱり私には秋に新しい感情に出会える。
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